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韓国政府、北朝鮮に核放棄3大条件を提示へ

韓国政府、北朝鮮に核放棄3大条件を提示へ

Posted February. 20, 2004 22:56,   

政府は、25日から中国北京で開かれる6者協議で、北朝鮮の核放棄に必要な前提条件を具体的に提示することにした。

政府関係者は20日、「米国が北朝鮮に要求した完全(Complete)で検証可能(Verifiable)かつ逆行不可能な(Irreversible)核の廃棄(Dismantlement)すなわち『CVID原則』の概念をまず規定し、北朝鮮が取るべき措置の一つひとつ提示する」と述べた。同関係者は、「核放棄がどのように進められれば完全なのか、いかなるレベルの核査察を行えば北朝鮮と米国が満足できるのかなどを具体化した」とつけ加えた。

外交通商部(外交部)当局者は記者懇話会を開き、「このような3つの前提条件を米国や日本と協議し、韓国案に両国も共感を示した」と話した。

同当局者は、「北朝鮮の核活動を凍結させることが核廃棄の始まりを意味するなら、凍結が実際に始まる時点で経済制裁解除などの北朝鮮の要求を聞き入れることができる」と語った。

政府はこの他に、6者協議を2、3ヵ月に1度開くことで定例化し、正式会談の間に実務会議を開催することを提案するなど、会談の連続性を維持する方針だ。

一方、政府は同日、李秀赫(イ・スヒョク)外交部次官補を首席代表とする6者協議代表団を構成した。 国家安全保障会議(NSC)の魏聖洛(ウィ・ソンラク)政策調整官は顧問に、外交部の趙太庸(チョ・テヨン)北核外交企画団長は次席代表に任命された。

北朝鮮は同日、会談首席代表を金永日(キム・ヨンイル)外務次官から金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官に交代した。



金昇煥 srkim@donga.com