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大統領親戚、2ヵ月で650億ウォン投資誘致

大統領親戚、2ヵ月で650億ウォン投資誘致

Posted January. 28, 2004 23:07,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の実兄・健平(コンピョン)氏の義弟ミン・ギョンチャン(44、金浦プルンソル病院院長)が、最近ニュース週刊誌「時事ジャーナル」とのインタビューで、「投資会社を設立し、2ヵ月で650億ウォン以上集めた」ことを明らかにし、関心を集めている。

野党側は、ミン氏の投資会社資金の集金能力は大統領の親戚であるがゆえ可能なことだとして問題視する姿勢をみせているなど、新たな政争の火種になりそうだ。

▲投資会社運営〓ミン氏は、ソウル江南区駅三洞(カンナムク、ヨクサムドン)に設立した投資会社(株)シードモン(SEEDMON)を通じて、ベンチャー企業や不動産投資に力を入れるという考えを明らかにした。

ミン氏は、「資本金15億ウォンで始め100億ウォンの誘致を目標にしていたが、2ヵ月で650億ウォンを上回った。先週だけでも70億ウォン以上入った。投資が後を絶たないため、心配になるほどだ」と話した。

また、「盧大統領の親戚であるためにお金が集まるのではないか」という質問に対しては、「投資者の一部は、そのような意図を持っているだろう。不純な意図のカネは返したいが、一方的に投資契約を解約することはできず、容易ではない」と答えた。

ミン氏は、盧大統領と投資事業のことで相談したことはないと明らかにした。

さらに、大統領の親戚が事業を行うことを憂慮する見方に対して、「振る舞いが気難しかったが、1年も経ったし、これからはうまくやっていけると思っている」と一蹴した。

▲盧大統領関連疑惑とうわさ〓ミン氏は、「姉、すなわち大統領の義姉が、大統領が弁護士の時、事務所の職員として勤めていて、当時、大統領の娘を産んだといううわさがあるが、代表的で陰湿な攻撃だ」と話した。ミン氏は「大統領が弁護士事務所を開業した頃に姉は建坪氏と結婚し、時期的に合わない。姉は当時、韓国電力公社に勤めるエリート公務員だった」とうわさを否定した。

ミン氏はまた、「『大統領夫人がタバコを吸う』といううわさが『大統領夫人がタバコをたくさん吸い、大統領が灰皿を投げた』といううわさに膨らんだ」として、「大統領夫人はタバコを吸わない」と語った。

ミン氏は、盧大統領がサン&ムーングループの減税請託に関わったという疑惑を積極的に否定した。「盧大統領が候補時代、私の運営する病院が経営難で、大統領を3度尋ねて銀行融資の請託をしたが、毎回断られた。不当な請託や誤った行動をする人ではない」と話した。

これと関連してハンナラ党は28日、論評を通じて、「投資専門家でもないミン氏の会社に莫大なカネが集まる最も大きな理由は、ミン氏が大統領の姻戚だからだ。投資金の中には『保険性投資』が混じっている可能性も排除することができない」と主張した。



李明鍵 gun43@donga.com