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外換カードの現金サービス、昨日も中断 労使の意見対立続く

外換カードの現金サービス、昨日も中断 労使の意見対立続く

Posted December. 23, 2003 23:09,   

外換(ウェファン)カードの現金サービス(キャッシュローンサービス)が2日間にわたって中断された。外換銀行と外換カード、外換カードの労働組合は23日、現金サービスの再開策について話し合ったものの、外換カード労組のストライキに対する意見の隔たりが大きく、解決策を見出せなかった。

外換銀行側は新規資金の支援に先立ってまず外換カードの労組が合併に反対するストを撤回することを要求したが、労組は合併計画の中断を求める姿勢を崩さなかった。外換カードの関係者は、「カードを利用する顧客251万人の中で、優良顧客の24万人に対してはサービスを提供している。サービスを中断して3日目になる24日には双方が歩み寄るものと期待している」と話した。

双方が現金サービスの再開に合意した場合、外換銀行が金融監督院の了解を得て、新規資金を支援するか、外換銀行が「信頼覚書(letter of comfort)」を書いて、外換カードが別の銀行からお金を借りる形になるものと見られる。

東遠(トンウォン)証券の李峻宰(イ・ジュンジェ)研究員は、「しかし、外換銀行がカードとの合併前に、不良債権の規模を減らそうとして、労組が最後まで主張を退けなければ、サービス中断が長引く可能性もある」と予想した。

一方、外換カードの関係者は、「年末までカード債と企業手形(CP)など1800億ウォン規模の負債を返済しなければならない。23日から27日まで、カード決済代金が入るから別に大きな問題はない」と話した。同日、株式市場では外換銀行株が前日より130ウォン(2.09%)値を下げた6100ウォンで、外換カード株が40ウォン(1.25%)値を下げた3150ウォンで取引を終えた。



申錫昊 車志完 kyle@donga.com cha@donga.com