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安是眩、第1ラウンドは24位と不振

Posted November. 14, 2003 23:08,   

高い期待を抱いて初めて米国ツアーに乗り出した「新鋭」の安是眩(アン・シヒョン、19、コーロン)が厳しいデビューを強いられている。

14日、米アラバマ州モービルのロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイルGCのマグノリアグローブスクロッシングコース(パー72)で行われた米国女子ツアー「LPGAトーナメントofチャンピオンズ」の第1ラウンド。CJナインブリッジクラシック優勝で同大会に出場した安是眩は、4バーディーに9ボギー、1ダブルボギーで7オーバーとなり出場選手29人のうち24位タイと出遅れた。

1番(パー4)と2番ホール(パー3)で連続ボギーを叩いた上、4番ホール(パー5)でもダブルボギーを叩いて不安なスタートを切った安是眩は、5、6、7番ホールで連続バーディーを奪って勢いに乗るかのように見えた。しかし、後半に入って、11番(パー4)から15番ホール(パー4)まで5つのホールで連続ボギーを叩いた後、18番(パー4)で再び1打を失って苦しい勝負を終えた。

悪條件の中で出場選手の平均打数は75.9と振るわず、アンダーをマークした選手は2人に過ぎなかったが、安是眩としては恥ずかしいスコア。何が問題だったのか。

まずは準備時間の不足が挙げられる。CJナインブリッジクラシック優勝祝賀会のため、4、5日間はゴルフスティックを全く握っておらず、今大会開幕2日前にやっと現地に到着して適応する余裕さえなかった。出国インタビューで「ゴルフ場について全然分からない」と話したほど、コース情報や知識もない状態。しかも弱り目に崇り目の強い風で、飛距離のコントロールに苦戦し、韓国とは全く違う芝生とラフにはお手上げだった。

なによりもパッティングが大変だった。国内で経験できないバミューダ芝は硬くてランが多いため玉を立てるのが難しく、ほとんどが屈曲の激しい2段、3段グリーンでコース設定が厳しかった。このため、グリーン的中率は38%に落ち、パッティング数も29。

来年米国ツアーに本格的に足を踏み入れる安是眩は、「まだまだ足りないことが多い。適応力から身に付けなければならないようだ。パッティングが思うままにできなくてがっかりしている。経験を積むというつもりで最後まで頑張りたい」と話した。

来月結婚を控えている「予備新婦」の韓煕円(ハン・ヒウォン、フィラコリア)は、予備新郎のプロ野球斗山(トゥサン)ベアスのソン・ヒョックの遠征エールを受けながら3バーディーと3ボギーのイーブンパーと善戦し、2アンダーで単独首位のローリー・ケーン(カナダ)に2打遅れた3位タイになった。

3オーバーの朴祉垠(パク・ジウン、ナイキゴルフ)と朴嬉貞(パク・ヒジョン、CJ)は7位タイを占め、3人の韓国勢が「トップ10」入りした。大会3連覇を狙う朴セリ(CJ)は4オーバーで金美賢(キム・ミヒョン、KTF)と15位タイになった。



金鍾錫 kjs0123@donga.com