Go to contents

崔導術氏、盧大統領運転手に1億ウォン伝達

崔導術氏、盧大統領運転手に1億ウォン伝達

Posted October. 29, 2003 22:51,   

SK秘密資金事件を捜査している最高検察庁中央捜査部(安大煕検事長)は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の最側近だった前大統領総務秘書官の崔導術(チェ・ドスル、拘束)容疑者がSKから受け取った譲渡性預金証書(CD)11億ウォンのうち、1億ウォン余りが盧大統領の運転手だったソン・ボンスル氏(57)に渡された情況をつかんで、正確な経緯などを捜査していると29日明らかにした。

ソン氏は盧大統領の故郷の友人で、1998年11月、盧大統領が投資したミネラルウォーター会社「長寿泉(チャンスチョン)」の代表として登載されている人物だ。

検察は最近、崔容疑者からこうした供述を確保して、この日、ソン氏を参考人として召喚し、△崔容疑者からいくらを、何の名目で受け取ったか△カネの使途はどこなのかなどを集中的にとり調べた。

また、検察は、ソン氏に渡されたカネがミネラルウォーター会社「長寿泉」や盧大統領とどんな関連があるかについても確認を進めているという。

最高検の文孝男(ムン・ヒョナム)捜査企画官は「崔容疑者はソン氏と親しい関係で金を分けて使っただけと主張しているが、長寿泉との関係やカネを渡した経緯などについての実態把握を進めているところだ」と話した。



吉鎭均 jefflee@donga.com leon@donga.com