韓国人選手3人が優勝に向けて走ったが、最後まで逆転ドラマは演じられなかった。
米カリフォルニア州リンカーンのリンカーンヒルズ・クラブ(パー72)で6日行われた米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー、ロングス・ドラッグズ・チャレンジ(賞金総額100万ドル)第4ラウンド。
朴セリ(CJ)、朴祉垠(ナイキゴルフ)、李ジョンヨン(韓国タイヤ)は並んで最終合計12アンダーをマーク、ヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)に1打差で共同2位に上がった。
今シーズン4勝目を狙った朴セリは前半に2打を失った後、後半に入って1イーグル1ボギーの後、14、15、16番ホールで連続バーディーと気勢をあげたが、勝負をひっくり返すにはいたらなかった。
前日6位だった朴祉垠は3アンダーを打って、試合後半では一時トップ・タイにもなったが、16番ホール(パー3)でのボギーが惜しかった。
チャンピオン組に出た李ジョンヨンは前半で2打を減らしたが、13番ホール(パー4)でダブルボギー。その後15、16番ホールで連続バーディーと挽回し、優勝への執念を燃やした。しかし、18番ホール(パー4)で延長を狙った2Mバーディーパッティングが失敗し、米ツアー初優勝のチャンスを逃してしまった。
今シーズン出場した23回目の大会で初めで「トップ10」入りした李ジョンヨンは、昨年の米進出以後、自己最高成績をおさめたのに満足しなければならなかった。
1998年以来5年間、米ツアーで無冠だったアルフレッドソンは18番ホール、1打差で先頭を走っていたパット・ハースト(米)があっけなく4パッティングをしてダブルボギーで崩れたお陰で幸運にも優勝カップを得た。通算米ツアー5勝目達成。優勝賞金は今年に入って先週までで稼いだ7万7000ドルの2倍近い15万ドル。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






