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ソバリン、債権団の対SK支援を批判

Posted June. 08, 2003 21:55,   

SK㈱の筆頭株主であるクレスト証券の親会社、ソバリン資産運用は8日、 SKグローバルの債権団が、SKグローバルに資金を貸し出した責任を負うべきだと指摘した。

ソバリンは同日、報道資料を通じ「債権銀行団は4兆4000億ウォンの債務超過となったSKグローバルに対する与信の決定と関連し、リスクをきちんと管理できなかった自分たちの過ちと責任を認めるべきだ」と主張した。

ソバリンはまた、最近ハナ銀行の金勝猷(キム・スンユ)頭取の発言と関連し、「株主たちは投機的な投資家にすぎないので、彼らの思惑は無視してもいい」とした金頭取の発言は、株式会社制度の基本原則を無視したものだ。この発言によって韓国企業の経営慣行と金融市場に対する国内外投資家たちの信頼を損なうだろう」と批判した。

続いてソバリンは、「SK㈱の資金を使用する権限や権利を持たないSKグループの関係者やSKグローバルの債権銀行がSKグローバルの建て直しに介入するのは、商法に反するものであり、そもそも取締役会は株主にしか責任を負わないものだ」という見解を示し、SK㈱取締役会にSKグローバルの支援を承認しないことを注文した。

SK㈱は10日午前、ソウル鍾路区瑞麟洞(チョンノグ・ソリンドン)のSK本社で取締役会を開催すると、同日明らかにした。

SK㈱の関係者は「10日、開かれる取締役会は経営陣(社内取締役)が社外取締役たちに債権団との協商過程などを説明する懇談会の形で進めるだろう。SKグローバルに対して出資転換の問題やその規模を議決する公式の取締役会ではない」と説明した。

一方、 SKグローバルの債権団は崔泰源(チェ・テウォン)会長が保有している上場、非上場系列会社の株の中で、かなりの部分を現物で出資する方策を進めているという。

同日、債権団の関係者は「債権団が担保にしている崔会長の株式は、SKグローバルの債務超過を解消するため適切に活用すべきだ。崔会長のグループ経営権の維持に支障をきたさない範囲内で株式を処分し、すぐに売却が難しければSKグローバルに現物出資するようにする方針だ」と述べた。

崔会長が、債権団に拠出した株式は上場株式で△SK㈱株の0.11%△SKC株の7.5%△SKグローバル株の3.31%△SKケミカル株の6.84%、非上場株式で△ウォーカヒルホテル株の40%△ SKC&C株の44.5%などであり、経営権の維持に必ず必要な株式はSKC&CとSK㈱の株だ。



朴重鍱 sanjuck@donga.com