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「北朝鮮の核兵器、韓国攻撃の可能性も」韓国国防長官

「北朝鮮の核兵器、韓国攻撃の可能性も」韓国国防長官

Posted December. 29, 2002 22:19,   

李俊(イ・ジュン)国防部長官は28日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の北朝鮮の核問題について「北朝鮮は、表面上では電力損失の補償を要求しているが、状況によってはプルトニウム抽出を強行し、核兵器を実際に開発する可能性がある」と明らかにした。

李長官は同日、国会の国防委員会に出席し「北朝鮮の戦術核兵器開発の有無は確認されていないが、北朝鮮が核兵器を保有する場合、韓国に対する攻撃用兵器として使用する可能性を充分に認知している。有事に備えて北朝鮮打撃計画を立てている」と明らかにした。

李長官は「北朝鮮は、米国が核問題を口実に北朝鮮体制を崩壊させようとしていると認識している」とし、「現在、北朝鮮のとくに変わった軍事動向はないが、北朝鮮側に挑発の口実を与えない形で、韓米連合軍事態勢を維持する」と述べた。

李長官は、米国のラムズフェルド国防長官の「二つの戦争を遂行できる」とした発言については「対イラク軍事行動の準備と平行して、米国の世界的な(対テロ)準備が確固としていることを強調した原則論的な言及だ」とし、「北朝鮮に対する軍事的な攻撃計画を意味するものではない」と話した。



李承憲 ddr@donga.com