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新星VSタンクの対決 ゴルフのコーロン韓国オープン

新星VSタンクの対決 ゴルフのコーロン韓国オープン

Posted September. 05, 2002 22:00,   

長打者同士の気迫の競り合いでは、やはりドライブショットが「カギ」だった。

5日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の漢陽(ハンヤン)CCの新コース(パー72)で行われた第45回コーロン韓国オープンゴルフ選手権大会(賞金総額5億ウォン・優勝賞金1億ウォン)の第1ラウンド。

特別招請選手として出場し、第一ラウンドから同じ組でぶつかった「タンク」(戦車のこと)崔京周(チェ・ギョンジュ、32、シュぺリア)と「欧州の新星」セルヒオ・ガルシア(22・スペイン)は最初のホールから豪快なドライブショットを飛ばし、ギャラリーたちの嘆声を呼んだ。

最初の10番ホール(パー4)は引き分け。崔京周は280ヤード、ガルシアは290ヤードのティーショットをフェアーウェーに載せたあと、2オン2パッティングで無難にパーセーブした。

しかし崔京周は、ドライバー・Tショットが右の丘の下のラフに落ちた11番ホール(パー4)で、3オン2パットでボギーを打ってから揺れはじめた。

最初のボギーの記憶を振るい落とせない様子の崔京周は、12番ホール(パー4)でのドライブショットがまたしても右寄りに転びながらラフに落ちた。トリプルショットが木の枝に当たって方向が変わり、2オンに失敗した崔京週は、4m距離からはかなくも3パッティングを打ち、ダブルボギーで3オバーとなった。

最初のパー5ホールの14番ホールで初めてバーディを打ってからペースを取り戻した崔京周は、17番ホール(パー4)で2度目のバーディをつかみ、前半を1オーバーで回った。

半面、ガルシアは2オンに失敗した12番ホールで初めてボギーを打ったものの、大部分のホールで勢いよくドライバーの長打力を遺憾なく発揮した。初バーディを打ったのは崔京周より遅れた16番ホール(パー5)からだったが、崔京周がバーディをつかむとすぐに応酬し、世界ランキング5位の面目を見せつけた。

5ホールを残した4番ホール現在、崔京周はイーブンパーでガルシアは3アンダー。

一方、先週のシンハン東海(トンヘ)オープンで惜しくも1打差で延長戦進出を逃した「永遠なる現役」崔上鎬(チェ・サンホ、47、パジェロ)は、カン・スンウク(36・三星電子)、シン・ヨンジン(38、LGファッション)と並んで首位タイ(6アンダー66打)に立った。(以下午後5時現在)

国内最多優勝記録(42勝)保有者の崔上鎬は「パッティングの鬼」と言われるに相応しく、この日12番ホールから4連続バーディを打つなど、ボギーなしの6バーディで96年嶺南(ヨンナム)オープン以後、6年ぶりの優勝に向けて快速行進を続けている。

大会2連覇と3度目の優勝に挑む金デソプ(21・成均館大学)は1アンダー71打で第1ラウンドを回り、昨年の賞金王、崔グァンス(42・コーロン)も3アンダー69打で無難なスタートを切った。

アジアPGAツアーの正規リーグを兼ねている今大会は、今シーズン国内プロゴルフの最高のビックイベント。毎日、ギャラリーの中で1人を抽選しプロジェクションTV(三星PAVV)を1台ずつ贈るなど、多彩な景品とギャラリー向けのイベントが催される。



安永植 ysahn@donga.com