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不公正な証券取り引きを監視 「パパラッチ」登場

不公正な証券取り引きを監視 「パパラッチ」登場

Posted June. 12, 2002 22:36,   

不公正行為を告発して褒賞金をもらう職業が証券市場にも登場しそうだ。「株価操作パパラッチ」がそれだ。交通違反やゴミの不法投棄を告発し、一定の報酬をもらうのと同じ方法だ。

証券取引所に次いでコスダック委員会も「不公正取り引き告発者褒賞金制度」を7月1日から実施する方針を11日明らかにした。

証券取引所は今月1日から同制度を施行している。ペ・ジョンドク市場監視部次長は「取引所の足りない人手で市場を監視するには限界がある。パパラッチは市場に流れる情報を得やすく、不公正行為者から直接情報を聞くことができ、かなりの効果が期待される」と説明した。

不公正取り引きは株価操作、未公開情報の利用などで、最高褒賞額は取引所、コスダックいずれも100万ウォン程度になる。

証券業協会のソン・インモコスダック監理企画チーム長は「事務室を構えて不公正取引の告発を専業にしようとする人も見かける。ただし中身のない告発やいやがらせの通報の殺到による業務の混乱も予想される」と話した。

両関係者は△告発は具体的なものでなければならない△告発しただけで褒賞金がもらえるのではなく、不公正行為として制裁措置が確定すれば褒賞金が支払われる△告発者の身分を明らかにすべきだなどといった内容を告発者は認識する必要があると語った。

告発は証券取引所のインターネット・ホームページ(www.kse.or.kr)「不公正取引告発センター」やコスダック委員会のホームページ(www.kosdaqcommittee.or.kr)を利用する。



李恩雨 申錫昊 libra@donga.com kyle@donga.com