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韓国—ポーランド戦、地方選候補は絶好の機会と利用

韓国—ポーランド戦、地方選候補は絶好の機会と利用

Posted June. 04, 2002 22:51,   

ワールドカップ(W杯)1次リーグの韓国—ポーランド戦が行われる4日、地方選挙に立候補した全国の候補たちも「W杯票田」狩りを狙い、一斉に応援に駆けつけた。候補たちは、地域別に、大型テレビ画面が設置された場所に出向き、「応援もし、支持も得る」一石二鳥の効果を目論んだ。

とくに応援現場には、主に若者たちが集まることを意識し、選挙運動員たちにも代表チームのユニフォームや代表サポーターの「レッドデビル」(赤い悪魔)のTシャツを着て現れ、応援戦に加わった。

野党ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)ソウル市長候補は、徐清源(ソ・チョンウォン)代表とともに、代表チームの公式ユニフォーム姿で蚕室(チャムシル)野球場を訪れた。与党民主党の金民錫(キム・ミンソク)ソウル市長候補も、ボランティアたちとともに代表チームユニフォームを着て大学路(デハンノ)に現れて、「レッドデビル」応援団に合流。韓和甲(ハン・ファガプ)代表は、漢江(ハンガン)の川辺公園に設置された大型スクリーンで試合を観覧した。

試合が開かれた釜山(プサン)のハンナラ党、安相英(アン・サンヨン)、民主党の韓利憲(ハン・イホン)市長候補は、各党の大統領候補とともに海雲台(ヘウンデ)と釜山駅前広場をそれぞれ訪問し、市民たちの中に混じって応援した。

ハンナラ党の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)京畿道(キョンギド)知事候補は、城南市盆堂(ソンナムシ・ブンダン)新都市での遊説途中、近くの中央公園を訪れ、応援した。民主党の陳稔(チン・ミョム)候補は、水原市(スウォンシ)マンソク公園でマルチスクリーンで流れる中継を見ながら市民たちと交わった。

ハンナラ党の安相洙(アン・サンス)、民主党の朴商銀(パク・サンウン)仁川(インチョン)市長候補は、文鶴(ムンハク)スタジアムの隣にあるW杯プラザで応援合戦を繰り広げた。

ハンナラ党の羅庚均、民主党の姜賢旭(カン・ヒョンウク)、無所属の孫周恒(ソン・ジュハン)候補など3人の全羅北道(リョルラプクト)知事候補も、全州市中央洞(チョンジュシ・チュンアンドン)の客舎(ケクサ)前で同席してテレビ中継で試合を観戦した。

ハンナラ党の李元鐘(イ・ウォンジョン)、自民連の具天書(ク・チョンソ)忠清北道(チュンチョンプクト)知事候補も、清州市(チョンジュシ)にある忠北(ユンブク)大学で、約3000人の市民たちとともに盛り上がった。自民連の沈大平(シム・デピョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事候補は、金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁とともに、天安(チョンアン)市外バスターミナルでテレビ中継で試合を観戦した。



尹鍾求 夫亨權 jkmas@donga.com bookum90@donga.com