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韓国勢4人がトップ10入り LPGA

Posted April. 23, 2002 09:44,   

米ツアー初優勝に対する負担で、肩に力が入ったのだろうか。

最後の18番ホールで飛ばしたドライバーティーショットがフェアウェイを外れ、優勝に向けた夢もともに消え去った。

22日米カリフォルニア州リンカーンのトゥエルブ・ブリッジGC(パー72)で行われた米LPGAツアー・ロングズ・ドラッグズ・チャレンジ(総賞金90万ドル)第4ラウンド。

前日6打差の3位タイだった韓熙円(ハン・ヒウォン、フィラコリア)は、首位タイにまで並んだが、土壇場での手痛いミスで、惜しくも準優勝にとどまった。同日、2打を減らして最終合計7アンダーとなったが、優勝者クリスティ・カー(米)にたった1打差を付けられて2位に満足しなければならなかった。

韓熙円は米ツアーで初優勝を挙げることに失敗したが、自分の最高成績を上げ今シーズンの活躍を予告した。去年、条件付きシードで米国の舞台にデビューした韓熙円は、11回の月曜予選を7回も通る悪戦苦闘の末に新人王を手にする底力を見せた。

今年に入って出場した6回の大会で、たった一度しかカットオフを通れず、米国舞台に完全に適応した韓熙円は、これで8万2192ドルを獲得し、シーズン賞金10万ドル(11万8542ドル)を突破した。韓熙円は「残念ではあるが、よい経験をした。これからチャンスはまだまだある」と述べた。

16番ホールで首位タイに並んだ韓熙円は、18番ホール(パー4)でドライバーティーショットを遠く飛ばそうとしてフックさせ、ボールが道路のわきに立てられていたカートのロッカーの中に落ち、ピンチを迎えた。

無罰打のドロップをした韓熙円は、4番のアイアンショットでレイアップした後、サンドウェッジで3オン、7mの距離で2パットでホールアウトしてしまい、ボギーを叩いてしまった。

反面、韓熙円の次ぎの組でラウンドしたカーは、18番ホールで2オン、2パットでパーをセーブし、97年ツアーに遅れて参加してから、劇的な勝利を挙げた。

一方、朴祉垠(パク・ジウン、梨花女子大学)はバーディー8つを奪って、大会18ホールの最低打となる7アンダーで回り、合計4アンダー、5位タイとなり、シーズン出場した6つの大会で4回トップ10入りした。

金美賢(キム・ミヒョン、KTF)も朴祉垠と同打で試合を終え、朴セリ(三星電子)も合計2アンダーで8位タイとなり、米ツアーで史上初めて韓国勢4人が「トップ10」入りする「コリアンパワー」を発揮した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com