Go to contents

仁川市長に3億ウォンの収賄容疑

Posted April. 09, 2002 09:20,   

公的資金不正特別捜査本部(本部長金鍾彬、最高検察庁中央捜査部長)は、崔箕善(チェ・ギソン、写真)仁川(インチョン)市長が、仁川市にある(株)大宇(テウ)自動車販売(大宇自販)から、事業の請託とともに3億ウォンを受け取った容疑で、崔市長を10日午後2時に召喚して取り調べを行なうと、8日明らかにした。

崔市長は、99年に大宇自販が大宇センター新築工事を行なった仁川松島(ソンド)の自然緑地を商業用地に変更するよう請託を受け、3億ウォンを受け取った容疑を受けている。

検察は、カネを受け取った経緯などを調べ、見返りが立証されれば、刑事罰に処す方針だ。

しかし、仁川市庁関係者は「容疑内容は事実ではなく、正確な真相は、崔市長の検察への出頭後に明らかになるだろう」と語った。本紙は、崔市長と直接電話でのインタビューを試みたが、崔市長は忙しい日程などを理由に、インタビューを断った。

検察はまた、大宇自販の建設部門社長、全炳喜(チョン・ビョンヒ、57)容疑者が、大宇自販から受けた工事を協力業者に下請けに出し、工事代金を実際よりも上乗せして下請けに支払い、会社に32億ウォンあまりの損害を与えた疑いが出たため、全容疑者を特定経済犯罪加重処罰法の背任などの容疑で逮捕したと、同日明らかにした。

検察は、大宇自販が工事業者に上乗せ支給した工事費をリベートとして受け取り秘密資金とした後、政官界の要人に賄ろとして渡したのではないかとみて、捜査を続けている。



李秀衡 sooh@donga.com · 丁偉用 viyonz@donga.com