円に対するウォン相場が続落している(円に対してウォン高)。ウォンは8日午後、ソウル外国為替市場で1ドル=1309.5ウォンで取り引きを終え、前日終値比7.50ウォン値下がりした(ウォン安)。円相場もドルに対して同日午後、日本東京外為市場で1ドル=132.66円で取り引きされ、前日より2円程度値下がりした(円安)。これで、100円当りのウォン相場は988.8に下落し、99年7月19日の976.41以降の安値を記録した。
この日の円相場は、日本の大蔵省黒田靖彦財務官がマスコミとのインタビューで、「円は調整されており、為替が経済のファンダメンタルを反映することは望ましい」という考えを示したのを受けて、急騰した。
韓国銀行のイ・ウンベク外為市場チーム長は「円安によってウォンも値下がりの動きを見せているが、外国人株式投資の決済資金が約1億5000万ドルも外国為替市場に押し寄せており、ウォンの下落傾向が円相場の急落に追い付くことができなかった」と説明した。
朴重鍱 sanjuck@donga.com · 朴來正 ecopark@donga.com






