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李承鎏、年俸最低4億ウォン

Posted November. 20, 2001 09:51,   

「2年後に行くさ」。

「国民打者」 李承鎏 (イ・スンヨプ、25、三星)が2年間海外への進出を諦め、韓国プロ野球に残ることを最終決定した。その代わり、三星(サムスン)は 李承鎏に国内最高年俸を保証した。

李承鎏は19日、三星球団のシン・ビルヨル社長と単独面談を行い、このように結論を下した。李承鎏が海外進出を2年後に先送りしたのは、2003年まで国内でプレーすると、延べ9シーズンになって自由契約選手(FA)の資格が得られ、何のハードルもなく海外へ進出できるため。

ぐっすり眠れなかったらしくやや疲れた顔の李承鎏 は、海外への進出意志を一応挫くことにした背景について、「7シーズンをプレーして海外へ進出できる資格は得たが、球団側の同意も付けなければならないから」とし、「球団が同意してくれなかった一番目の理由は韓国シリーズでの優勝を逃し、名分がなかったためだと思うし、球団の考えを十分理解しているのに、私の欲ばかり通すのはできなかった」と述べた。

彼は「国内でプレーする間最善を尽くす。球団にも野球だけに専念できる雰囲気を作ってほしいと言っといた。これまであちらこちらから呼ばれ、野球以外のことに気を使いすぎたのも事実だ。私は野球選手だ。芸能新じゃない。野球選手は野球場でのみ評価されなければならない」と述べた。

李承鎏が国内に残ることにした以上、最も関心が集められるのは国内プロ野球最高年俸。今年プロ野球の最高年俸者は起亜(キア)李鍾範(イ・ジョンボム)で3億5000万ウォンだったが、LGのヤン・ジュンヒョクが4年契約、契約金20億ウォンに年俸4億ウォンを求めている。従って、李承鎏には最低4億ウォン以上の年俸が保証される見通しだ。

これについて、シン社長は「李承鎏が球団を信じて、年俸部分については(球団側に)一任しただけに球団でも最高水準の年俸を支払う計画だ」とし、「2年後イ・スンヨプがFAになった時も海外へ進出できるよう最大限の支援を惜しまない」と述べた。

球団では2年間の多年契約についての具体的な話は避けたが、李承鎏が来年三星が優勝した場合ても2003年までは条件なしに三星のユニホームを着ることにしただけに、事実上2年契約を保証するものと見られる。同日面談が終わった後、シン社長はペナント・レースMVPの 李承鎏に球団激励金として1000万ウォンを伝えた。



金相洙 ssoo@donga.com