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ブランコのメキシコ、本大会進出決定

Posted November. 13, 2001 10:23,   

「ブランコあっての…」。

サッカー2002年韓日ワールドカップの本大会出場国に、メキシコが25番目で名乗りを揚げた。

メキシコシティのアステカ競技場で12日開かれた2002年ワールドカップ北中米カリブ海地域最終予選。メキシコは、ブランコが2得点1アシストを記録するなど大活躍し、ホンジュラスに3—0で圧勝した。

これによって、メキシコは勝ち点を17とし、同日にトリニダド・トバコと0—0で引き分けた米国と並んだが、得失点差で勝ち抜き2位を確定。コスタリカと米国に次いで、同地域からは最後となる3枚目のチケットを手にした。合わせて12回目の出場で、25番目の本大会出場国となった。

反面、試合前にメキシコと勝ち点14で並んでいたホンジュラスは4位にとどまり、2回目の本大会出場にかけた希望を捨てざるを得なかった。

引き分け以上なら本大会出場が決まるメキシコと、負けたら出場が不可能になるホンジュラスが対決したこの日の試合は、もう一つの戦争だった。

後半29分に両チーム共に1人の選手が退場となるなど、激しい展開となった試合は、結局11万人のサポーターの熱狂的な応援に支えられたメキシコの勝利で終わった。

勝利の中心には断然ブランコがいた。ホンジュラスの激しい攻撃に苦戦したメキシコは、後半には中央を掌握しながら主導権を握り、それはブランコのゴール・パレードにつながった。

ブランコは、後半20分にゴールエリアで、ロドリゲスがパスしたボールを受けてゴール右隅に軽くシュートを放ち、先制ゴールを決めた。続いて26分にはパレンシアのゴールをアシストした。さらに33分にはホンジュラスの選手バヤダレスのファウルで得たPKを決めるなど、「独り舞台」を演出した。この試合でブランコは2得点を追加して、地域予選で9ゴールを記録した。



yjongk@donga.com