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韓銀総裁、追加の金利引き下げを示唆

Posted July. 18, 2001 20:38,   

韓国銀行の全哲煥(チョン・チョルファン)総裁は16日、国内外の経済環境に不確実な要因が多いことから、実物経済活動及び物価状況を綿密に点検しながら時宜性のある通貨政策を運用して行く考えと明らかにした。これは景気低迷が長引く場合、金利を追加で引き下げることで景気浮揚を図る可能性を示唆したものと受け止められる。

全総裁は同日、執行幹部の全員と局・室長、支店長が出席したなか、第2回拡大連続会議を開き、今後の通貨信用政策の方向についてこのように述べた。

全総裁は、「金融市場は今のところ安定しているが、景気の鈍化基調が長引き、企業の収益性が悪化したり一部の大手企業の構造調整が円満に進まない場合は、再び不安定になる可能性も排除できない」と述べた。

全総裁は、また消費者物価と関連して「今年初めに設定した目標を超える可能性が大きいが、中長期的には物価安定基盤が構築されるよう努力していきたい」とし、「中央と地方政府の徹底した公共料金管理が緊要である」と強調した。



李憲鎭 mungchii@donga.com