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検察「韓総連は今でも利敵団体」

Posted April. 25, 2001 17:35,   

検察は第9期韓国労働総連盟(韓総連)が、「聯邦制統一」綱領を廃止したが、「今でもなお利敵団体」であるという立場を表明した。

検察の公安部関係筋は25日、第9期韓総連代議員に加入したベ・ミンギュン(26・建国大総学生会長)氏に対して警察が国家保安法の違反(利敵団体の加入)などの容疑で逮捕令状を申請したことについて、「韓総連が綱領の一部を変更したが、これは対外的な偽装戦術にすぎず、反国家団体(北朝鮮)を賛美や鼓舞する一方、国家変乱を宣伝および煽動するという組織の本質的な目的は変らないと見られる」と話した。

また同関係筋は「韓総連が反国家団体の活動に同調しているという最大の証は、民族解放人民民主主義の革命戦略を標榜する北朝鮮の統一路線に同調する運動路線を志向している点」だとし、「したがって、韓総連がこのような路線を諦めない限り、韓総連を利敵団体に見なさざるを得ない」と付け加えた。

韓総連は近いうち、「国家保安法の撤廃の国民連帯」と共に第9期韓総連の「利敵性」をめぐって公開質疑書を青瓦台(大統領官邸)、検察、国家情報院など関係当局に提出することにした。