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大宇自動車 法定管理最終承認手続きに入る

Posted February. 26, 2001 18:55,   

大宇(デウ)自動車が、法定管理(日本の会社更生法に相当)の最終的な承認を得るための手続きに入った。仁川(インチョン)地方裁判所は26日(月)、大宇自動車の債権銀行団と調査委員の英和(ヨンファ)会計法人などが出席する中、第1回目の関係者会議を持った。この日の会議では、李鍾大(イ・ジョンデ)大宇自動車会長、李泳国(イ・ヨングク)社長らが出席した。李会長は、大宇自動車が整理手続きに至るまでの過程と、業務及び財産についての処理、届け出た整理債権ならびに整理担保権についての調査結果などを報告した。調査委員である英和会計法人は、「大宇自動車についての調査結果を基に、整理手続きを進めるのが妥当だ」という意見を明らかにした。また英和会計法人は、大宇自動車の資産価値を3兆6648億ウォン、存続価値を3兆7579億ウォンと評価した。

この日債権銀行団が確定したことにより、李鍾大会長は今後4ヶ月以内に整理計画案を作成しなければならない。李会長は、米国のGMとの売却交渉の経過を見ながら、最終的な整理計画案を提出するものと見られている。整理計画案が提出されれば、これをもとにして2、3回程度協議が行われる予定であり、大宇自動車の法定管理の最終承認は6月頃になるものと見られる。