Go to contents

ハンナラ党、国会日程全面拒否

Posted November. 20, 2000 19:59,   

検察首脳部に対する弾劾訴追案の上程が霧散し、民主党がハンナラ党との対話を積極的に摸索しているが、ハンナラ党が国会日程を全面拒否したまま民主党との対話も拒否しており、政局の空転が長引くものと思われる。ハンナラ党は月曜日、総裁団会議と議員総会を開き、国会中断の責任が民主党にあることを再確認した後、国会議事日程を全面拒否した。権哲賢(クォン・チョルヒョン)スポークスマンは「総裁団会議のブリーフィングで、我が党は金大中(キム・デジュン)大統領と民主党の謝罪、検察総長と大検察庁(日本の最高検察庁に相当)次長の自主的な退任、李万燮(イ・マンソプ)国会議長の退任などの要求事項が通らない限り、国会を始めることはできない」と述べた。権スポークスマンはさらに「万が一民主党が国会議長を擁立して単独で国会を強行するなら、我々はあらゆる手段で阻止する考えだ」と付け加えた。

また、ハンナラ党は「検察の政治的中立を制度的に保障するために、検察総長の候補者を国会人事聴聞会の対象に含む」との内容の“人事聴聞会法改正案”を国会に提出することにした。

民主党は同日、最高委員会議と議員総会を開き、検察首脳部に対する弾劾案に法的根拠がない点を再確認し、近日中に国会が正常化するよう、積極的にハンナラ党との対話にあたる方針を固めた。朴炳錫(パク・ビョンソク)スポークスマンは声名で「国民は今国会が民生問題を早く処理してくれることを渇望している」とし、「党利党略が民生経済より先に立つことは有り得ないことを今一度確認して、ハンナラ党に即刻国会に戻るように要求していく」と発表した。

民主党の鄭均桓(チョン・ギュンファン)総務は「国会が正常化した時にすぐ民生懸案を処理できるように、民主党議員だけでも明日から常任委員懇談会を開くなどして、準備を進めるつもりだ」と明らかにした。また、この日の議員総会で民主党の韓和甲(ハン・ファガプ)議員は「定期国会が終わったら、全般的に党の情勢を再点検する必要がある」とし、金槿泰(キム・グンテ)最高委員も「議員総会が終わった後、党内情勢の刷新について検討しなければならない」と述べ、定期国会以後の与党内の体制改編の行方が注目されている。