朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と米国のミサイル専門家会談が、1日から3日までマレーシア・クアラルンプールのアメリカ大使館で開かれる。
両国は今回の会談で、北朝鮮のミサイル開発の中断範囲と米国の衛星代理発射支援法案、および北朝鮮の中短距離ミサイル輸出の中断とそれによる保障方法などについて、包括的に話しあう予定である。今回の会談結果は、クリントン米大統領の訪朝の可否決定に直接影響を及ぼすと見られる。
専門家たちは、金正日(キム・ジョンイル)総書記がオルブライト米国務長官の訪朝時、ミサイル問題の解決に前向きな姿勢を見せただけに、今回の会談はどのように進展しても成果があるものと見ている。
ソウルの外交家では、長距離ミサイル問題は北朝鮮の衛星を米国側が代わりに発射するという形で妥結する可能性が高いが、中短距離ミサイルは保障方法と規模などについての合意が簡単ではないだろうと見通している。
今回の会談ではアインホン米国務省非拡散担当次官補が米国側の首席代表として参加する予定である。
夫亨權(プ・ヒョングォン)記者 bookum90@donga.com






