先月の生産と出荷、消費など実物経済指標が全て悪化するなど、景気上昇速度が急速に鈍化していることが明らかになった。9月の産業生産増加率は1年7ヶ月ぶりに最も低い15.1%へとぐんと落ち込み、生産−消費−投資の3大実物経済指標が大きく悪化した。
統計庁が29日発表した「9月の産業活動の動向」によると、9月の産業生産は昨年9月に比べ、15.1%しか伸びず、8月と比べると4.3%減っていた。
昨年同期比の生産増加率は99年2月の5.1%以来最も低い数値であることが分かった。これは今後景気が急速に冷え込むこともあり得ることを示している。
出荷増加率も8月の24.8%から9月には15.2%へと落ち込んだ。このうち、内需出荷は14.1%から6.2%へと急落、昨年2月の3.4%以来の最低値であることが分かった。
さらに消費動向を表す卸・小売り販売増加率も9月が6.1%と8月の8.2%に比べ、大きく鈍化していることが明らかになった。
崔永海(チェ・ヨンヘ)記者 moneychoi@donga.com






