医薬分業の跛行と関連して、26日にソウルのパレスホテルで医療界と政府の代表の公式的な対面を行ったが、話し合いは最初から難航している。
政府の遺憾表明をきっかけに行われたこの日の話し合いで、医療界は保健福祉部長官とソウル警察庁長の公式謝罪を続けて要求した。
保健福祉部の崔善政(チェ・ソンジョン)長官はこの話し合いに先立ち、挨拶の言葉を通して「国民の不便と患者の不安を招いたことについては遺憾に思っている」とし、「難しく設けた席であるだけに、医療界制度の改善と完全医薬分業が定着し、実を結ぶことができるよう、お互いを信頼しながら、前向きな対話をしよう」と話した。
医療界‘非常共同代表10人小委員会’の金世坤(キム・セゴン)委員長は「医療界の闘争は患者を人質にした集団利己主義ではなく、医師の診療権と国民の健康権を確立するための歴史的な使命」であるとし、政府に誠意ある交渉態度を求めた。
しかし専攻医などが先月12日に延世大で行った医師大会で、警察に鎮圧された医師が負傷したことについて、ソウル警察庁長が会談場に直接顔を出して謝罪をすることを要求しながら対話の開始を拒否し、医薬分業定着方案および医療環境の改善のための本格的な交渉を始めることができなかった。
医権争取闘争委員会の朱秀虎(ジュ・スホ)代弁人は「警察が報道資料を通して遺憾表明をしてはいるが、謝罪の水準が低すぎる」とし、「対話自体を拒否するのではないが、ソウル警察庁長が会談場に直接顔を出し、公式的な謝罪をしない限り、本格的な対話を始めることはできない」と強調した。
鄭用𨛗(ジョン・ヨンガン)記者 yongari@donga.com






