
北韓(北朝鮮)赤十字会が通報してきた北側の離散家族再会申請者200人の内、17日午後4時半現在、南側家族の生死が確認された数は134人にのぼると大韓赤十字社が明らかにした。
韓赤(大韓赤十字社)は「北側の名簿がマスコミに公開されて以来、かなりの速度で南側家族の生死確認がなされている」と述べ、「この調子で進行すると18日までには200人全員の家族に対する生死確認も可能だ」と述べた。
政府と韓赤は、北側が通報してきた名簿に関し、離散家族情報統合センター登録資料及び住民電算資料検索、また韓赤、警察庁等、関係機関の支部を通して、生死の確認作業をできるだけ早く終わらせる方針である。
南北が生死確認作業を終えると、26日に生死が確認された名簿を互いに交換することになり、この名簿の内、最終的に選ばれた南側100人と、北側100人の離散家族が来月15日にそれぞれピョンヤンとソウルを訪問、夢にまで見た家族と再会することになる。
しかし、8.15再会だけでは全体の南北離散家族の恨みを晴らすにはまったく不十分であるために、政府は9月に非転向長期囚を北側に送還した後、直ちに北側と赤十字会談を再会し、離散家族面会所設置問題を早期に妥結できるように総力を挙げる方針である。政府はまた、南北の離散家族がソウルとピョンヤン以外でもそれぞれの故郷を訪ねることができるようにする方策も積極的に推進する計画だ。






