先月9日,出題にあやまちがみつかり,試験が取り消されてから約1ケ月後である8日,再試験を行ったTOEFLで,1年前の問題がそのまま出題され5000名の受験生が抗議をするなど,波紋が広がりつつある。
特に,一部の受験生らは,TOEFL 試験を行うソウルの有名語学院が問題を事前に流出させたと主張,TOEFLを主催している米国教育評価員(ETS)が法的処置方案を検討している。
国内TOEFL主催団体でいる韓米教育委員団により,韓国と日本での一部私設語学院が8日実施されたTOEFL試験の問題を事前に盗みだし,受講生らに提供したかの可否を調査中であると明かされた。
ホレス・アンダーウッド団長は「ETS側に確認した結果、8日の試験の問題が昨年4月に実施された試験の問題と同じものであることが明らかになった」とし、「受験生たちの便宜のため、再試験で未公開の既出問題を使用するのが通常」であると述べた。
また、アンダーウッド団長は「昨年4月に出題した試験問題はETSが著作権を所有しているので、私立専門学校などがこの問題を引用した事実が確認された場合、著作権法違反の疑いで訴訟する予定」だと付け加えた。
この日、試験を受けた学生たちは「ETSが既出問題を使用したせいで特定の専門学校に通っていた学生だけが有利な点数をとれた」としてETS側に抗議している。






