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中国機の3月の墜落はパイロットの故意による可能性 米紙報道

中国機の3月の墜落はパイロットの故意による可能性 米紙報道

Posted May. 19, 2022 08:52,   

Updated May. 19, 2022 08:52

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今年3月、乗客132人全員が死亡した中国東方航空旅客機の墜落事故がパイロットか何者かによって故意に起きた可能性が提起された。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは17日、「事故機のブラックボックスのデータを復旧し、予備解析を行った結果、旅客機は命令どおりに動いていたという暫定結論に達した」と報じた。機体の欠陥よりはパイロットかコックピットに侵入した何者かによる故意の墜落である可能性が高いということだ。予備調査の結果によって、事故機パイロットの私生活も調べる予定だという。今回の予備調査は、中国当局が事故現場で回収したブラックボックス2つを米国連邦航空局(FAA)に送り、調査を依頼して行われた。

ボーイング737-800型機の事故機は3月21日、雲南省昆明から広東省広州へ高度8900メートルを維持していたが、突然時速1000キロで機体が垂直に急降下し、山岳地域に墜落した。事故機は運航当時、パイロットや乗員、エンジニアいずれも適切な資格を満たしていた上、機体の故障もない良好な状態で、特に異常はみつならなかったという。

異例の形で墜落した事故については、事故発生当時にも航空専門家たちは「パイロットが自殺を図った」可能性をはじめ故意の事故である可能性を提起した。


金祺容 kky@donga.com