Go to contents

国会議員補欠選挙、与野党いずれも「既存の議席を守ってもう1議席を」

国会議員補欠選挙、与野党いずれも「既存の議席を守ってもう1議席を」

Posted May. 19, 2022 08:57,   

Updated May. 19, 2022 08:57

한국어

6月1日の地方選挙と同時に行われる国会議員補欠選挙で、与党「国民の力」と野党「共に民主党」は「もう1議席」を目標に立てた。補欠選挙が行われる7つの選挙区のうち2020年の第21代総選挙で勝利したところは必ず死守し、さらに1ヵ所以上勝利するという意味だ。

「国民の力」は先の総選挙で、京畿道城南盆唐(キョンギド・ソンナム・ブンダン)甲、大邱寿城(テグ・スソン)乙、忠清南道保寧(チュンチョンナムド・ポリョン)-舒川(ソチョン)、慶尚南道昌原義昌(キョンサンナムド・チャンウォン・ウィチャン)の4つ選挙区で勝利した。さらに「国民の力」は、「共に民主党」の李光宰(イ・クァンジェ)江原道(カンウォンド)知事候補の選挙区だった江原道原州(ウォンジュ)甲での勝利も期待している。3月9日の大統領選挙では、全国平均に比べて際立った江原道内の政権交代世論を地方選挙まで継続すれば十分に勝算があると見ている。大統領選開票の結果、「国民の力」は江原道で「共に民主党」に12.5ポイントリードし、原州でも「共に民主党」より5.7ポイントも得票した。「国民の力」関係者は、「金鎮台(キム・ジンテ)江原道知事候補が各種世論調査で李候補をリードし、江原道原州甲の朴正河(パク・ジョンハ)候補の勝利まで期待している」と話した。

「共に民主党」は、李在明(イ・ジェミョン)候補が出馬した仁川桂陽(インチョン・ケヤン)乙などの既存の3議席に加え、盆唐甲での勝利を期待している。同党は、盆唐甲に出馬した「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)候補の対抗馬に、同選挙区の第20代国会議員だった金炳官(キム・ビョングァン)氏を立てた。「共に民主党」関係者は、「盆唐甲は保守傾向が強い地域ではあるが、金氏は先の総選挙で『国民の力』の金恩慧(キム・ウンヘ)京畿道知事候補を相手に善戦するなど競争力を備えている」と話した。


許桐準 hungry@donga.com · 姜炅石 coolup@donga.com