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戻って来た仏像・仏画の特別展、仏教中央博物館で来月12日まで

戻って来た仏像・仏画の特別展、仏教中央博物館で来月12日まで

Posted May. 13, 2022 09:10,   

Updated May. 13, 2022 09:10

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6月12日までソウル鍾路区(チョンロク)郵政局路の仏教中央博物館で、「還至本処、戻って来た聖宝文化財特別公開展」が開催される。展示は、盗難に遭って戻って来た仏教遺物32点を展示するために企画された。「還至本処」は元の場に戻って来ることを意味する。

展示第1部では、完州(ワンジュ)の威鳳寺(ウィボンサ)、海南(ヘナム)の大興寺(テフンサ)、聞慶(ムンギョン)の金龍寺(クムリョンサ)の仏画など最近戻って来た仏教文化財7点が紹介される。威鳳寺の木造観音菩薩立像と地藏菩薩立像(写真)は1605年に制作されたと推定される。2つの仏像は1989年に盗難に遭った。聞慶の金龍寺では94年に盗難犯が大雄殿の門を壊して仏画を盗む事件が起こった。展示される朝鮮後期の四天王図もこの時に盗難に遭った。第2部では、朝鮮時代の仏教美術史の流れが分かる文化財を鑑賞できる。宝物に指定された奉恩寺(ボンウンサ)の靑銅銀入絲香垸、寧国寺(ヨングクサ)の霊山会後仏幀、扶餘(プヨ)の無量寺(ムリャンサ)の五層石塔に奉安された金銅菩薩座像などが展示される。


金甲植 dunanworld@donga.com