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世界初のブタ心臓移植患者は凶悪犯だった、米紙報道

世界初のブタ心臓移植患者は凶悪犯だった、米紙報道

Posted January. 15, 2022 08:20,   

Updated January. 15, 2022 08:20

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7日、世界で初めて遺伝子操作したブタの心臓移植を受けて話題となった米国人のデイヴィッド・ベネット氏(57)が、実は34年前の1988年、高校同級生のエドワード・シューメーカーを刃物で7回も刺したことが明らかになったと、米紙ワシントンポストが13日(現地時間)報じた。このため、懲役10年の刑を言い渡されたベネットは、1994年、刑期を全うせず出所したものの、重傷を負った被害者は、19年間も車椅子での生活後、2007年に死亡した。凶悪犯にも「二度目の人生」を認めるべきかを巡り、議論が起きている。現在、米国では、前科者が臓器移植の手術を受けることを禁止する法律や規定はない。

ベネットは犯行当時、シューメーカーが自分の妻を膝の上に座らせ、一緒に付き合っていたという理由で激怒し、犯行に及んだ。シューメーカーは、炎症と床ずれなどで苦労して死亡した。


金民 kimmin@donga.com