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ゼロだった首都圏の入院待機者、病床不足で423人に激増

ゼロだった首都圏の入院待機者、病床不足で423人に激増

Posted November. 19, 2021 10:40,   

Updated November. 19, 2021 10:40

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病床が割り当てられず1日以上を待ってから入院する新型コロナウイルス感染者数が首都圏だけで400人を越えた。高齢層は適切な治療が遅れれば症状が急激に悪化する恐れがあり、緊急の対策作りが求められている。

18日、中央事故収拾本部によると、病床不足で1日以上を待たされている首都圏の感染者は同日0時基準で423人だった。同本部は、感染者が発生すれば、患者の症状に応じて病床を割り当てている。この時、割り当てられなければ「待機者」に分類される。1日、段階的な日常回復(ウィズコロナ)開始当日は待機者が1人もいなかった。

防疫当局は、最近相次いでいる療養病院での集団感染が待機者急増の主要原因と見ている。介護を必要とする患者であるため、感染病専担療養病院で治療を受けなければならないのだが、病床が足りないのだ。17日現在、首都圏の感染病専担療養病院の病床稼働率は84.1%で、事実上飽和状態だ。

18日午前0時基準の新規感染者数は3292人で、昨年1月に国内で流行が始まって以来最多を記録した。2日連続で3000人台の感染者が発生したのも初めて。重症患者も506人で、2日連続で500人台だった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「高齢者を中心に感染者が増え、重症患者が増えているだけに、医療対応に万全を期してもらいたい」と指示した。


キム・ソヨン記者 キム・ソミン記者 ksy@donga.com · somin@donga.com