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与党、政務コントロールタワーに「李在明別動隊」設置を検討

与党、政務コントロールタワーに「李在明別動隊」設置を検討

Posted November. 18, 2021 08:22,   

Updated November. 18, 2021 08:22

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与党「共に民主党」の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)氏の支持率が下落を続けている中、李氏側と党指導部が核心議員を中心にした「別動隊」の設置を検討しているという。

17日、同党などによると、選挙対策委員会の運営方式をめぐって党内外で苦言が続く中、李氏を中心に非公式の定例政務会議を開催する案が改善策として有力視されている。選対委関係者は、「リアルタイムで政務的判断を下す『コントロールタワー』の組織が必要だということで共感が形成された」と話した。これにより、李氏の最側近とされる鄭成湖(チョン・ソンホ)、金泳鎮(キム・ヨンジン)氏ら『7人会』の議員が再び全面に登板するとみられている。

李氏は前日、李洛淵(イ・ナクヨン)前代表側議員との夕食会でも、「機敏な対応」を繰り返し強調したという。夕食会に参加したある議員は、「李氏が『選対委は大きな組織なので対応が遅れることがあるため、機敏な対応ができる方法も並行させなければならない』という趣旨で話した」と伝えた。

現在の選対委の運営方式に対する叱責も続いた。楊正哲(ヤン・ジョンチョル)前民主研究院長(写真)は同日、国会議員会館で行われた「共に民主党」の比例代表議員の会の非公開の懇談会に参加し、「大統領選を目前にして、危機感や勝利への切迫感、切実さが感じられない」とし、「このように悠々自適で余裕のあるムードは、惨敗した2007年の大統領選の時以来だ」と批判したという。

楊氏は懇談会後、記者団に、「選対委に明確なコントロールタワーがなく、責任と権限が曖昧で体制が非効率的だ」とし、「時間は十分なのでまだやってみる価値はあると考えるが、深刻な危機意識を持つことから始めなければならない」と話した。


許桐準 hungry@donga.com