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シャネル「1人当たり年間1点しか売りません」

シャネル「1人当たり年間1点しか売りません」

Posted October. 11, 2021 07:23,   

Updated October. 11, 2021 07:23

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フランスの有名ブランド「シャネル」が、今月から韓国内主要ハンドバッグの1人当たりの購入可能数量の制限に乗り出した。商品を大量に買い占めた後、定価より高く中古品として売り返す「リセール」行為などを防ぐための措置とみられる。

10日、シャネルによると、今月から「タイムレス・クラシック・フラップバック」と「ココハンドル・ハンドバッグ」ラインの製品の場合、1人が年に1点のみ買えるように制限した。2つのラインは、シャネルの代表的な人気製品群だ。このほかにも、「スモールレザーグッズ」では、同じ製品を年間2点以上買えないようにした。同じ項目内の他の製品は、同時に買うことができる。

今回の措置は、一人が特定商品を大量に独占することを防ぐためのものだという。ただ、シャネル側は、グローバル売り場でも同じ措置を取っているかについては「確認は難しい」と答えた。

購入数量の制限を置くブランド品メーカーは、シャネルだけではない。現在、エルメスも同様の政策を実施している。エルメスは顧客1人当たりが同じデザインのカバンを、1年に2個まで買えるように制限している。靴とファッションジュエリー商品は、1人当たり同じモデルを1日に2個まで買うことができる。ブランド品業界の関係者は、「リセールなどを制限し、より多くの消費者が定価で製品を購入できるようにするための政策だ」と説明した。


朴晟鎭 psjin@donga.com