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LG化学、米国に「生分解プラスチック」工場建設へ

LG化学、米国に「生分解プラスチック」工場建設へ

Posted September. 15, 2021 08:18,   

Updated September. 15, 2021 08:18

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LG化学がグローバル穀物加工企業の米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)と提携し、生分解性プラスチック製造工場を建設する。

LG化学は13日(現地時間)、米シカゴのADM本社でAMDのフアン・ルチアーノ最高経営者(CEO)と辛學喆(シン・ハクチョル)LG化学副会長が合弁法人の設立のための主要条件合意書(HOA)を交わしたと発表した。

両社は2025年まで、米現地に年間7万5000トンのポリ乳酸(PLA)を生産できる工場を建設する。

PLAとは、トウモロコシから抽出したグルコース(ブドウ糖)を発酵・精製して加工した「乳酸(LA)」を原料に作った生分解性プラスチックだ。100%バイオ原料で生産され、食品包装容器や食器類などに使われる。韓国企業が米国にPLA工場を建てるのは初めてだ。工場が建設される場所は、来年第1四半期(1~3月)中に選んで、早ければ2023年に着工する計画だ。

両社は今後、エコ・持続可能な分野に拡張可能なバイオ素材の共同研究開発に協力することにした。世界約200カ国で農場や農作物加工施設を運営するADMは、グルコースの生産やこれを原料にした発酵技術に強みを持っている。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com