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鄭義宣・現代自会長「ロボティクス分野の人材吸収しグーグルなどと協力拡大」

鄭義宣・現代自会長「ロボティクス分野の人材吸収しグーグルなどと協力拡大」

Posted September. 14, 2021 08:27,   

Updated September. 14, 2021 08:27

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「ロボティクス分野の優秀な人材を吸収する。グーグル、アマゾンのようなグローバル企業とも協力を拡大したい」

現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は13日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の「現代モータースタジオ高陽」で開かれた「国会モビリティフォーラム」のセミナーで、ロボティクス分野の人材を確保する計画を示したうえで、このように明らかにした。

国会モビリティフォーラムは、急変するモビリティ産業全般の研究のために、国会議員52人が参加して発足した会だ。今回の3回目のセミナーは、「人類のためのモビリティの未来、ロボティクス」をテーマに開催された。

鄭会長はフォーラムで、「現代自グループがモビリティとロボティクスに投資して研究開発(R&D)に乗り出すのは、すべての人類の利便性のためのものだ」とし、「特にロボティクスは人間のための手段であるだけに、安全性などに重点を置いて着実に技術を開発していきたい」と強調した。鄭会長は、米ロボット製作会社ボストン・ダイナミクスの買収を決定後の2019年10月、社内のタウンホールミーティングで「未来の現代自グループ事業の20%はロボティクスになる」と明らかにした。

鄭会長は国会議員らに対して、「ロボティクスのR&Dコストについての税制減免の恩恵など、政策的支援が必要だ」という意見も述べた。

テーマを発表した現代自グループロボティクスラボのヒョン・ドンジン会長は、「未来のモビリティシステムは、センサー融合による環境認知、人工知能を利用した判断、電子機械工学(メカトロニクス)を利用した制御などのロボットシステムの構成と非常に似ている」と紹介した。フォーラムの共同代表を務めている最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)議員、与党「共に民主党」の李元旭(イ・ウォンウク)議員らは、未来成長エンジン分野であるロボティクス産業に積極的に支援すると明らかにした。


李建赫 gun@donga.com