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台風14号、秋夕連休直前に済州島に上陸

台風14号、秋夕連休直前に済州島に上陸

Posted September. 13, 2021 08:49,   

Updated September. 13, 2021 08:49

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「非常に強い」威力のある台風14号が、韓半島に直接影響を及ぼすものとみられる。特に、秋夕(チュソク=陰暦8月15日の節句)連休直前に上陸する可能性も排除できず、緊張が高まっている。

12日、気象庁によると、台風14号は同日午後3時現在、台湾の台北北東約80キロ付近の海上を通過して北進している。台風14号は一時、「超強力」水準の台風として発達したが、少し弱まっている。しかし、依然として中心気圧が935ヘクトパスカル、最大風速が秒速50メートルで非常に強い台風の威力だ。予報どおりなら、台風14号は16日まで中国上海付近で停滞し、東に急激に進路を変えて韓国に向かうとみられる。さらに17日午後、済州(チェジュ)の北西約50キロの海上まで進出する見通しだ。

12日午後から台風の間接的影響を受け始めた済州には、15日まで最大500ミリ以上の大雨が降るとみられる。14日からは、全羅南道(チョルラナムド)と慶尚南道(キョンサンナムド)の海岸にも大雨が予報された。また13日から済州と全羅南道の南海岸に時速35~50キロの強い風が吹く所があり、安全事故に格別な注意が必要だ。

まだ速度と経路が流動的であるため、韓半島に直接影響を及ぼす時期は、1~2日ほど早まったり遅くなったりする可能性もある。現在としては、南海を通過するか内陸を通る可能性があり、秋夕連休直前に大きな被害が懸念される。ただ、韓半島に接近する頃は、今より勢力が弱まると気象庁は予想した。気象庁は、「台風14号のように非常に強い勢力の台風が停滞し、東進する予想進路を見せるのは異例だ」とし、「台風の進路と強さは14日に正確に予報される予定だ」と説明した。


ソン・ヘミ記者 1am@donga.com