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「国民の力」代表、女性家族部廃止論に続き「統一部もなくそう」

「国民の力」代表、女性家族部廃止論に続き「統一部もなくそう」

Posted July. 10, 2021 07:44,   

Updated July. 10, 2021 07:44

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野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表が、女性家族部に続き統一部も廃止しなければならないと主張した。李氏は9日、CBSラジオのインタビューで、「保守側陣営は本来小さな政府論を扱う。韓国に17、18の省庁があるが、他国と比べて省庁が少し多い」と話した。

 

李氏は、「単純に統一をしないと言うのではなく、外交の業務と統一の業務が分離していることは非効率と言える」とし、「統一部長官の行動は記憶に残っていない」と指摘した。そして、「統一部が注目されたのは、鄭東泳(チョン・ドンヨン)元長官が盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代、外交主務副首相として働いた時、1度だけだ」とし、「南北関係は統一部が主導するのではなく、普通は国家情報院や大統領府で管理した」と強調した。

李氏は、女性家族部についても、「毎度存廃論議に包まれ、女性政策だけでは省庁を維持できないため、家族、若者政策を付けたところ『ゲームシャットダウン制』のようなものをつくった」とし、廃止を主張した。

 

統一部内部からは「呆れた」という反応が出ている。ある当局者は、「目に見えない統一部の役割を過小評価した」と反発した。李仁栄(イ・インヨン)統一部長官は同日、聯合ニュースの電話取材に対して、「李氏の発言が『国民の力』の党論なのか問いたい」とし、「党論なら非常に遺憾だ」と述べた。


柳聖烈 ryu@donga.com · 申晋宇 niceshin@donga.com