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コスピが3250台を突破、1ヵ月ぶりに過去最高値更新

コスピが3250台を突破、1ヵ月ぶりに過去最高値更新

Posted June. 08, 2021 08:08,   

Updated June. 08, 2021 08:08

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総合株価指数(コスピ)が7日、1カ月ぶりに史上最高値を更新した。ワクチン接種の拡大で韓国経済の景気回復への期待感が高まっている上、高騰していた米国債金利が落ち着いていることも影響を及ぼしたと見られる。

同日、コスピは前の取引日より12.04ポイント(0.37%)高の3252.12で取引を終えた。先月10日(3249.30)に更新した史上最高値を約1カ月ぶりに更新した。同日、コスピは取引中一時3264.41まで高騰し、史上取引中の最高値(1月11日の3266.23)に迫った。個人投資家が695億ウォン分を買い越し、午後から買いに転じた機関投資家が1181億ウォン分を買い越して上昇ムードを牽引した。一方、外国人は1874億ウォン分を売りさばいた。コスダック指数は同日、1.72ポイント(0.17%)安の985.86で取り引きを終えた。

週末に発表された米国の5月の非農業雇用が市場予想を下回ると、米連邦準備制度(FRB)が早期にテーパリング(資産買い入れ縮小)に乗り出すとの懸念が緩和し、株式市場に好材料として働いた。また、国内ワクチン接種に拍車がかかり、景気回復への期待が高まったことも、危険資産への投資心理に火をつけている。今年3月は1.7%台まで高騰し、証券市場を圧迫していた米国10年物国債金利も最近、1.5%台で上下している。

同日、対ドルウォン相場も1ドル=3.6ウォン高ドル安の1ドル=1112.9ウォンで取引を終えた。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com