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三星電子の半導体工場、世界初「炭素・水・廃棄物削減」認証を獲得

三星電子の半導体工場、世界初「炭素・水・廃棄物削減」認証を獲得

Posted June. 04, 2021 08:13,   

Updated June. 04, 2021 08:13

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三星(サムスン)電子は3日、世界の半導体メーカーとしては初めて、韓国内外の全事業所が英カーボントラストの「炭素・水・廃棄物削減」の認証を受けたと明らかにした。

カーボントラストとは、英政府が2001年に気候変動への対応および炭素削減のために設立したエコ認証機関だ。

三星電子は、国内の器興(キフン)、華城(ファソン)、平沢(ピョンテク)、温陽(オンヤン)、天安(チョンアン)の5事業所をはじめ、米オースティン、中国西安、蘇州、天津の国内外の計9事業所について「炭素・水・廃棄物削減」の認証を受け、「トリプルスタンダード」のラベルを取得した。トリプルスタンダードラベルとは3年間、全事業所の炭素排出量(3.7%)、水使用量(2.2%)、廃棄物排出量(2.1%)を削減し、各経営体制についての総合評価基準を満たした企業にのみ授与される。三星電子は同日、2018〜2019年に各生産工程で使用および排出された平均量に比べて、2020年に炭素、水、廃棄物をそれぞれ9.6%と7.8%、4.1%削減して基準を満たしたと発表した。

三星電子DS部門持続可能経営事務局のチャン・ソンデ専務は、「超微細工程基盤の低電力半導体、環境にやさしい水処理による地域生態系の復元、温室効果ガス削減設備の開発などを通じて、半導体事業の持続可能性を高めていきたい」と明らかにした。


徐東一 dong@donga.com