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「文在寅・金正恩会談」板門店「徒歩の橋」を一部補修

「文在寅・金正恩会談」板門店「徒歩の橋」を一部補修

Posted June. 03, 2021 08:18,   

Updated June. 03, 2021 08:18

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政府が、2018年4月27日の南北首脳会談で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が対話した板門店(パンムンジョム)の「徒歩の橋」の一部区間に対して、今月補修を行うことを明らかにした。

 

2日、統一部によると、統一部は国連軍司令部と「徒歩の橋」の一部区間を補修する計画について協議し、先月末に地質調査を行う業者の選定を終えた。今月中に地質調査を終え、安全補強工事が始める予定だ。統一部関係者は、「(補修予定の)『徒歩の橋』の区間は湿地の上に作られ、安全性の調査が必要な状況」と明らかにした。南北首脳会談後、新たに拡張された橋の一部区間に地盤沈下が起きているということだ。国連軍司令部との協議は昨年11月から行われたが、春以降に工事に入るのが安全だと判断し、工事開始が6ヵ月延期された。

今回補修する区間は、板門店会談で文大統領と正恩氏が共に散策して30分ほど座って単独会談した場所だ。「徒歩の橋」は1953年、韓国戦争の停戦協定直後、板門店の建物間の移動を容易にするために湿地の上に作られた50メートルの小さな橋だ。当初は一文字型の構造だったが、2018年の南北首脳会談の際、談笑できるようにT字型に拡張された。

これまで、板門店への訪問客は「徒歩の橋」に接近できなかった。政府は補修工事を終えた後、国連軍と協議して、ここを訪問客にも開放する方針だ。


權五赫 hyuk@donga.com