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韓国帰化のKCCラ・ゴンア、SNSにハングルで投稿

韓国帰化のKCCラ・ゴンア、SNSにハングルで投稿

Posted May. 29, 2021 08:06,   

Updated May. 29, 2021 08:06

한국어

2018年に特別帰化して韓国国籍を取得したプロバスケットボール、KCCのラ・ゴンア(32=199センチ)がソーシャルメディア(SNS)で初めて上達した韓国語能力を披露した。今年6月の国際バスケットボール連盟(FIBA)アジアカップ予選に参加するため、25日に男子バスケットボール代表チームの練習に合流したラ・ゴンアは27日夜、SNSに10人のチームメイトと一緒に撮った写真をアップし、ハングルで「僕の新しいニックネームは『キャプテン』ゴンアがいいと思いますね!」と書き込んだ。驚いた知人が「誰が書いたの?」という質問コメントをつけると、ラ・ゴンアはすぐ「僕が」との返事を残した。あるファンは「韓国語で書いたことに感動した」と応援のメッセージを送った。

チョ・サンヒョン新監督体制で初めて招集された代表チームの主将はイ・デソン(30=オリオン)だ。イ・デソンと仲良しのラ・ゴンアが、イ・デソンを支える副主将として頑張りたい気持ちを示したものと受け止められる。米大学バスケットボール1部のデイビッドソン大学で活躍しているイ・ヒョンジュンと高麗(コリョ)大学のハ・ユンギ、龍山(ヨンサン)高校のヨ・ジュンソクら若手が大挙合流した代表チームで、ラ・ゴンアは最年長だ。

イ・デソンが練習に合流した後、後輩たちにコーヒーをおごったのをみてから、惜しみなく毎日コーヒーのおごっている。KGC優勝の主役チョン・ソンヒョンもSNSにラ・ゴンアがおごってもらったコーヒーの写真を掲載し、「ゴンアさんに感謝」とのコメントをつけた。

ラ・ゴンアは2012-2013シーズンに韓国プロバスケットボールにデビューし、9シーズン間で平均19.0得点、10.9リバウンドを記録した。今季はチームを正規リーグ優勝とチャンピオン決定戦準優勝に導いたラ・ゴンアは14日、KCCとさらに3年契約を結んだ。昨年、人種差別的な悪質コメントと暴言に苦しみながらも「韓国を愛している」と言ったラ・ゴンアの愛国心は変わっていない。


兪載泳 elegant@donga.com