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ワクチン1次接種者は家族会の参加者数に含ませない、屋外マスク着用も免除

ワクチン1次接種者は家族会の参加者数に含ませない、屋外マスク着用も免除

Posted May. 27, 2021 08:23,   

Updated May. 27, 2021 08:23

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来月1日から、新型コロナウイルスワクチンを1度でも接種した人は、現在8人と制限されている直系家族会の人数に含まれない。

また、7月からはワクチン接種を一度でも受ければ、屋外でマスクを外すことができる。2回目の接種まで終えれば、人数の制限なく私的な集まりも可能だ。屋内外の多人数利用施設の人数制限の対象からも除外される。すべての特典は、接種から2週間後から適用され、モバイルアプリまたは紙証明書を通じて接種履歴を証明すればよい。

26日、中央災害安全対策本部(中対本)はこうした内容の「予防接種完了者向け日常回復支援策」を発表した。中対本は、「予防接種完了者の日常回復を支援し、予防接種への参加を高めるためだ」と説明した。

今回の措置で、ワクチン接種を受ければ、新型コロナ以前の日常を回復できるという期待が出ている。しかし一部の専門家は、「ワクチン接種は奨励できるかもしれないが、防疫レベルでは性急な決定だ」と指摘した。まだ、全国民のうち一度でもワクチンを接種した人が7.7%に過ぎない状況で、感染数が安定せず、変異ウイルスまで拡散する状況なので、やや間違えれば、海外でのようにワクチン接種初期に感染者が急増する可能性があるという。

梨花(イファ)女子大学木洞(モクトン)病院呼吸器内科の千恩美(チョン・ウンミ)教授は、「英国の研究によると、アストラゼネカワクチンの1次接種のインド変異の予防効果は34%にすぎない」とし、「1次接種者にまで防疫を解除したのは早すぎる決定だ」と語った。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com