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ネイバーが超巨大AI公開、韓国語データ6500倍学習

ネイバーが超巨大AI公開、韓国語データ6500倍学習

Posted May. 26, 2021 08:11,   

Updated May. 26, 2021 08:11

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ネイバー(NAVER)が韓国企業で初めて独自開発した超巨大人工知能(AI)「HyperCLOVA」を25日公開した。ハイパークローバは、現存する最も優れた超巨大AIとされる「GPT-3」より韓国語データを6500倍以上学習した韓国型超巨大言語モデルだ。この日、オンラインで開かれた「ネイバーAIナウ」カンファレンスで基調演説を行ったネイバークローバCIC(社内独立企業)のチョン·ソッグン代表は、「韓国のAI技術がグローバルプラットフォームに従属しないためには、既に公開された技術を活用して追いつく水準にとどまってはならないと判断した」と述べた。

英語が学習データの大部分を占めるGPT-3と違って、ハイパークローバ学習データはハングルの割合が97%を占める。英語中心のグローバルAIとは違って、ハングルに最適化された言語モデルを開発することで、AI主権を確保するという意味もある。

超巨大AIは、大容量演算と大規模データ学習で自主的な思考と判断が可能なAIだ。人間の脳のように総合的に推論して創意的な回答を出すことができる。ネイバーは昨年10月、700ペタフロップス(PF=1秒間に1000兆回の浮動小数点演算を行う能力)性能のスーパーコンピューターを導入し、最近、ソウル大学やKAISTなどとの共同研究計画を発表した。


申東秦 shine@donga.com