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斗山重、ポーランドの「廃資源エネルギー化プラント」を受注

斗山重、ポーランドの「廃資源エネルギー化プラント」を受注

Posted May. 18, 2021 08:05,   

Updated May. 18, 2021 08:05

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斗山(トゥサン)重工業は17日、ポーランドで「廃資源エネルギー化プラント」(俯瞰図)を受注したと発表した。

WtEプラントとは、家庭や産業現場から排出されるごみのうち、燃える可燃性物質を選び、これをガス化や焼却、熱分解などを経て、電力や熱を作る施設だ。ゴミの埋め立てにより発生する環境汚染の負担を軽減しながら、エネルギーを得ることができる。最近、老朽化した発電所の取替えやゴミ埋立地の確保に困窮する欧州で注目されている。

今回受注したのは、ポーランドの首都ワルシャワのWtEプラントだ。斗山重工業は、670億ウォン相当のボイラー2基と窒素処理機などの機材を供給する予定だ。ワルシャワ市立廃資源管理企業のMPOが推進している同プラントは、市民85万人が1日に730トン排出するごみを処理し、20メガワット相当の電力や熱を供給する。ポーランドのWtEプラントの中では最大規模だ。

ワルシャワWtEプラントは、斗山重工業が欧州で3番目に受注したWtEプラント事業だ。これに先立って、斗山重工業は昨年8月と10月、それぞれポーランドのオルシュティンとドイツのディンスラケンでWtEプラントを受注した。斗山重工業パワーサービスBGのパク・ホンウク副社長は、「欧州では廃資源環境の基準強化により、2025年までに約80基のWtEプラントの新規受注が見込まれ、この市場を積極的に攻略したい」と語った。


徐亨錫 skytree08@donga.com