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LG化学、中国製銅箔メーカーに400億ウォンの株式投資

LG化学、中国製銅箔メーカーに400億ウォンの株式投資

Posted May. 17, 2021 09:05,   

Updated May. 17, 2021 09:05

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LG化学は16日、中国銅箔製造会社「Jiujiang DeFu Techonology(DeFu)」に400億ウォン規模の株式投資を決定したことを明らかにした。未来の成長エンジンとして集中的に育成しているバッテリー素材事業の競争力強化のための決定だ。銅箔とは、髪の毛の厚さの15分の1ぐらいの薄い銅板で、バッテリーの陰極材から電流を流すのに使われる電気自動車バッテリーのコア素材だ。

DeFuは、生産能力基準で中国3位の銅箔製造会社だ。二次電池用銅箔である「電池箔」、電子製品印刷回路基板(PCB)用銅箔を生産している。中国江西省、甘粛省などに生産工場を運営しており、年間4万9000トンの生産能力を保有している。来年までに7万8000トン規模に拡大する計画だ。

同日、LG化学は、「DeFuは、業界最高レベルのコスト競争力を備えており、中国現地企業の中で唯一、銅箔添加剤技術を保有していて、均一な高品質の銅箔生産が可能だ」として、株式投資の理由を説明した。

LG化学の南喆(ナム・チョル)先端素材本部長(専務)は、「バッテリー素材事業を育成するため、成長潜在力と事業間シナジー効果を備えたDeFuに持ち分投資を決定した」とし、「既存事業の競争力と新規事業の力量を高めて、バッテリー素材市場を先導していきたい」と語った。


徐東一 dong@donga.com