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コスピが3カ月ぶりに最高値を更新

Posted April. 21, 2021 08:10,   

Updated April. 21, 2021 08:10

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新型コロナウイルスの感染拡大後、韓国の株式を売り渡していた外国人が買いに転じ、総合株価指数(コスピ)は20日、終値基準で最高値を更新した。同日、コスピは前日より21.86ポイント(0.68%)高の3220.70で取引を終えた。史上最高値だった1月25日の3208.99を3カ月ぶりに更新した。取引中の最高値は、1月11日に記録した3266.23だ。

同日、証券市場では外国人投資家や機関投資家の買いがコスピを引き上げた。コスピは前日比0.53ポイント(0.02%)安の3198.31ポイントで取引を開始したが、すぐに上昇に転じ、外国人と機関による買いに支えられ、3200ポイント台を突破した。特に、コスピは12日から7取引日連続で上昇して取引を終えた。外国人と機関は同日、それぞれ3278億ウォンと464億ウォンを買い越した。一方、個人は3898億ウォンを売り越し、差益の実現に乗り出して反対の姿勢を見せている。

専門家らは、対ドル・ウォン相場の安定や景気回復への期待が、コスピを押し上げたと分析している。先月10日は1142.0ウォンまでウォン安ドル高が進んだウォン相場は、1ドル=1112.3ウォンまで下落した。このため、今年第1四半期(1〜3月)まで国内株式を売り越した外国人が、先月末から買い越しに転じたという見方が出ている。

同日、コスダック指数も前日対比2.42ポイント(0.24%)高の1031.88で取引を終えた。


キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com