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コーロンインダストリーのフィルム、世界初のフォルダブルノートPCに搭載

コーロンインダストリーのフィルム、世界初のフォルダブルノートPCに搭載

Posted April. 06, 2021 07:50,   

Updated April. 06, 2021 07:50

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画面を畳んで広げられる「フォルダブル」ディスプレイを採用した情報技術(IT)機器が増える中、コーロンインダストリーの「フォルダブル」素材が世界初のフォルダブルノートパソコンに使用された。

コーロンインダストリーは5日、レノボが昨年末に北米で初めて発表したフォルダブルノート型パソコン「シンクパッドX1フォールド」に、「CPIフィルム」(写真)がカバーウィンドウとして使われたと発表した。

CPIフィルムは、コーロンインダストリーが世界で初めて2018年に商用化した透明ポリイミドフィルムだ。ディスプレイを数十万回折りたたんでも跡が残らない耐久性を決定付ける素材だ。フォルダブルディスプレイを外部衝撃、汚染から保護するカバーウィンドウのコア素材として挙げられる。

X1フォールドは、LGディスプレイ13.3インチの有機発光ダイオード(OLED)画面を折りたたんで広げることができる。10インチを超えるフォルダブルディスプレイに、CPIフィルムが採用されたのは今回が初めてだ。これまでは広げたとき、10インチ以下のフォルダブル・スマートフォンにだけCPIフィルムが使われた。これを多様なサイズのフォルダブルディスプレイに拡大する土台を作ったと評価される。市場調査会社・ディスプレイ・サプライチェーン・コンサルタント(DSCC)は、フォルダブルディスプレイの需要が中大型に拡大し、今後4年間、年平均131%ずつ伸びるだろうと見込んだ。


徐亨錫 skytree08@donga.com