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工学部の女子学生の割合が初めて20%を超えた

工学部の女子学生の割合が初めて20%を超えた

Posted March. 30, 2021 08:16,   

Updated March. 30, 2021 08:16

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1980年以後40年ぶりに初めて、韓国内工学部の女子学生の割合(在籍生基準)が20%を越えたことが分かった。かつては各学部全体をひっくるめても女子学生は1人や2人に過ぎず、「工学部の紅一点」という言葉もあったが、今は昔のこととなった。

鐘路(チョンノ)学院・ハヌル教育は29日、教育統計サービスの資料を基準に工学系列在籍生のうち女子学生の割合を分析した結果、2020年に20.1%(11万5352人)を記録したことが分かったと発表した。工学部の女子学生の割合は、1980年は1.2%(1303人)に過ぎなかったが、40年間で約20倍に増えたことになる。女子工学部学生の割合は、1990年に6.1%へと上昇後、2000年は12.7%、2010年は13.8%、2018年は19.1%、2019年は19.7%へ引き続き上昇した。

昨年基準で工学系列のうち女子学生の割合が高い専攻は、繊維工学(37.4%)だった。次は造景学(36.3%)、化学工学(36.2%)の順だった。一方、女子学生の割合が依然として低い専攻は、自動車工学(5.2%)、機械工学(8.3%)、航空学(9.5%)などだった。鍾路学院ハヌル教育のオ・ジョンウン評価理事は、「ソフトで繊細な非装置産業を好む女子学生の傾向が高いとみられる」とし、「情報技術(IT)発展などの影響で、今後も女子工学部学生の割合はさらに高まるだろう」と予測した。

一方、2020年基準の女子学生の割合が高い系列は、医薬(59.8%)、人文(57.8%)、芸術・体育(55.1%)の順だった。工学は20.1%で、女子学生の割合が大幅に上がったが、全体系列の中では依然として最も低かった。


崔예나 yena@donga.com