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男子W杯予選に女性審判員が初主審

Posted March. 27, 2021 08:09,   

Updated March. 27, 2021 08:09

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サッカー史上初めて女性審判員が男子ワールドカップ(W杯)の予選主審を務める。

国際サッカー連盟(FIFA)は26日、オランダのアムステルダムで28日に行われる2022カタールW杯欧州予選G組オランダ対ラトビアの試合と、29日にオーストリア・ウィーンで行われるF組オーストリア対フェロー諸島の試合に、それぞれ女性審判員のステファニー・フラパール(38・フランス)とカテリーナ・モンズル(40・ウクライナ)を主審に配置したと発表した。男子W杯予選で女性が主審を務めるのは初めて。

フラファルは、19フランス女子W杯決勝戦の主審を務めるなど国際サッカー界で能力が認められてきた。2019年フランス男子プロサッカー1部リーグ(リーグ1)初の女性主審になった彼は、昨年12月には2020~2021欧州チャンピオンズリーグ(CL)組別リーグG組ユベントス(イタリア)対ディナモ・キエフ(ウクライナ)の試合で主審を務めた。欧州CL男子試合で、女性審判が主審を務めたのも彼女が初めてだ。モンズルも2015カナダ女子W杯で主審を務めるなどベテラン審判として活躍してきており、ウクライナ・プレミアリーグ男子部で審判を務めている。

FIFA審判委員長のピエルルイジ・コッリーナ氏は、「フラパールとモンズールが男子W予選で初の女性主審を務めるのは大変誇らしいことで特別なことだ、今回の審判配置は、彼女たちの最近の努力と実績に対する評価を意味する」と述べた。FIFAは最近、女性審判員が各種大会で能力を発揮しているとして「性別ではなく能力が重要だ」と強調した。

一方、26日に行われた欧州予選B組の試合では、スペインとギリシャが1-1で引き分けた。スウェーデンはジョージアに1-0で勝った。J組のドイツはアイスランドを3-0で下し、I組のイングランドはサンマリノを5-0で制した。


李元洪 bluesky@donga.com