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BTSの力!文化芸術著作権史上初の黒字転換

BTSの力!文化芸術著作権史上初の黒字転換

Posted March. 24, 2021 08:08,   

Updated March. 24, 2021 08:08

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昨年、文化芸術著作権の貿易収支が史上初めて黒字を出した。BTS、ブラックピンクなどのKポップスターをはじめ、映画「パラサイト」、ドラマ「愛の不時着」、「キングダム」、ウェブ漫画などが海外で広く人気を集めたおかげだ。

韓国銀行が23日に発表したところによると、昨年、音楽、ドラマなどを含む文化芸術著作権の貿易収支は1億6000万ドル(約1806億4000万ウォン、暫定)の黒字だった。文化芸術著作権の収支が年間基準で黒字を出したのは、関連統計を取り始めた2012年以降初めてのことだ。韓国銀行のパク・チャンヒョン国際収支チーム長は、「Kポップやドラマ、ウェブ漫画など、韓流コンテンツの競争力が強化されて輸出が増加し、新型コロナの拡散で外資系映画会社の輸入が減少したことも影響した」と説明した。

韓国歌手やさまざまなコンテンツが収めた成果は目覚しい。防弾少年団(BTS)は昨年8月、英語の歌詞曲「Dynamite」を韓国人歌手としては初めてビルボード「ホット100」(シングルチャート)トップにつかせた。12月はシングルチャート1位に「Life Goes On」を加え、韓国語曲がトップに立つという記録を打ち立てた。ブラックピンクも、昨年9月に「Ice Cream」(with Selena Gomez)でビルボードシングルチャート13位となった。韓国女性歌手の最高記録だった。ブラックピンクは、レギュラアルバム「TEH ALBUM」が昨年10月、英オフィシャルチャートでアルバムチャート2位となった。

昨年アカデミー作品賞、監督賞など4冠に輝いた映画「パラサイト」は、海外観客からも強く愛され、世界中で3000億ウォン以上の収益を上げているという。北米では600億ウォンを超える売上げを記録し、日本では昨年3月、40億円(約416億ウォン)を突破し、日本で公開された韓国映画収益トップについた。

ドラマも世界の人々を魅了した。「愛の不時着」は日本でシンドロームを巻き起こした。ネットフリックスのオリジナルドラマ「キングダム2」と「スイートホーム」も話題となった。スイートホームは昨年12月、公開3日目にネットフリックスの1日ランキングで、米国は7位、ドイツは8位、フランスは6位についた。「サイコだけど大丈夫」もネットフリックス公開直後、アジア諸国でトップ10入りした。


朴熙昌 ramblas@donga.com