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「4255億ウォン:5550億ウォン」 現代自とLGが「コナEV」のリコール費用分担に合意

「4255億ウォン:5550億ウォン」 現代自とLGが「コナEV」のリコール費用分担に合意

Posted March. 05, 2021 07:15,   

Updated March. 05, 2021 07:15

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現代(ヒョンデ)自動車とLGエネルギーソリューションが、電気自動車「コナEV」などの発火と関連したリコール(是正措置)の費用分担に合意した。

両社は4日午後、金融監督院(金監院)の電子公示システムを通じて先月発表した「コナEV」など、世界に販売された現代自の電気車8万1000台あまりに搭載されたLGエネルギーソリューションバッテリーのリコール費用について明らかにした。現代自が4255億ウォン、LGエネルギーソリューションが5550億ウォンとなっている。業界によると、全体リコール規模は1兆4000億ウォンと試算される。ただ、自動車メーカーと部品会社とのリコール費用の算定方式が異なっており、両社が明らかにしたリコール費用を合計しても、この規模には及ばないと業界では見ている。

両社はこの費用を昨年第4四半期(10~12月)の業績に反映して、同日第4四半期の業績公示を訂正した。非上場会社であるLGエネルギーソリューションは、親企業のLG化学の連結基準の会計に反映された。

リコール費用の反映で現代自の第4四半期の営業利益は、既存の1兆6410億ウォンから1兆2543億ウォンに減った。現代自は、コナEVのバッテリー管理システム(BMS)アップデートリコールなどのため、389億ウォンを第4四半期の業績にすでに反映し、今回は3866億ウォンを追加反映した。

今回のリコールは、電気車史上最大規模のリコールとなる。国土交通部が韓国交通安全公団の自動車安全研究院で行った調査で、LGバッテリーの陰極タップの折れ現象や現代自の昨年3月のBMSアップデートのミスなどが確認されたが、どの原因でも発火が再現されず、追加調査が進められている。

同日両社は、「顧客の不便と市場混乱を最小限に抑えるべきだということで一致した。緊密な協力を通じて、消費者の苦情を速やかに解消できるようにあらゆる努力をしていきたい」と明らかにした。


ソ・ヒョンソク記者 ホン・ソクホ記者 skytree08@donga.com · will@donga.com